会長あいさつ
社団法人千葉県国民健康保険直営診療施設協会は、昭和37年国民健康保険直営診療施設の運営及び管理の合理化並びに施設の機能の充実強化と医学の向上を図り、もって国民健康保険その他の社会保険被保険者及び被扶養者等の適正治療と健康保持増進に資することを目的として設立されました。その後、平成18年6月に公益法人制度改革関連三法が公布され、当協会も、法の趣旨に則り、平成25年4月1日をもって公益社団法人として新たな出発をすることとなりました。
設立当初は、会員(国保直診病院・診療所)は80施設ありましたが、その後の社会情勢の変化と設置市町村の財政事情の悪化、医師確保の困難等により統廃合され、現在は、病院16、診療所7、計23施設の会員をもって組織され、県下各地において地域医療確保のため努めているところであります。
当協会の目指すものは、各直診施設が地域住民のニーズにあった全人的医療を行い、高齢社会における保健・医療・福祉の連携統合を図る地域包括ケアシステムの拠点としての役割機能を保持するとともに、広く地域住民に開かれた事業を実施していきます。
この事業の実施にあたっては、現在、当協会に8部会(医師、薬剤、看護、放射線、臨床検査、栄養、リハビリ、事務)、5分科会(庶務、経理、医事、用度、診療所)がありこれらの組織が中心となり、遂行しています。
このような事業を行い、医療技術の向上を図るとともに、各施設職員の資質向上を図りもって地域住民の医療確保と健康保持増進に努めています。